旅人文化ブログなんでも版

旅ってなんだ? 旅人ってどんな人?
よく分からないけど、旅って面白い!
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陶芸作家・島由香里さんの個展のお知らせ

告知が遅くなりましたが、友人の奥様で陶芸作家であります島由香里さんの個展が西荻窪のフォールで開催中です。今週の日曜日までですので、ぜひお運びください!

島由香里さんのページ↓
http://homepage2.nifty.com/archi-craft/Potter/

フォールのページ↓
http://fall-gallery.com/

よろしくお願いしますー。
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お岩のお顔とジョイ・ハージョ

今朝、目覚めたら、なんだかまぶたが非常に重くて、あれ、どうしたんだろう? 目が開かない!

しばらく考えて、左目はちゃんと開くことに気がつき、左目だけあけて洗面所へ。鏡に映った自分の顔にびっくり。右目まぶたがぷっくりと腫れています。お岩さんのプチバージョンの顔に。あらま。

どうにもこうにも、視力の悪い私は、とにかくコンタクトレンズを入れないと生活がままならないので、膨れた目をこじ開けて、コンタクトをいれると、さらにそのお岩顔に衝撃を受けてしまいました。

幸い今日は水曜日で、この顔と目の状態では出来ない仕事はあまりないので良かったのですが、土曜日の朝までにはこの状態をなんとかしなくちゃ仕事にならないので、病院に行って来ました。

これが旅先なら、ただひたすら寝込んで自然治癒力でなんとかしようとする気がしますが、(あるいはあまりにひどい状態だと、ああ私はこのまま死んじゃうのかしら?なんて思い積めってみたりとか)日々の生活では、スケジュールはどこも待ってくれなくて、とにかくどうにかして継ぎはぎでもよいから繕いをしなくちゃいけません。

こういう風に考えると、同じ人間でも、旅の空の下と生活のある日々のある時間とでは、ここまでも気持ちが違うものかとあらためて思います。

最近みつけた好きな詩があります。
この詩を読むと旅の空の下の自分の気持ちを思い出します。
こんな詩です。
ねがわくは、あなたたちが心をいっぱいに開くことを。
空に。大地に。太陽に。月に。
一つの完全な声に。それがあなたたちなのだから。
そうすれば、わかるはずだ。見ることの
できないもの、聴くことのできないもの、知ることの
できないものが、まだまだあるのだということが。
着実に育つものの時のあいだにあるものが。
動きの輪である言葉のなかにあるものが。
日曜日の朝、青空のなか、風のなか、
輪をえがいて、神のつくった翼で
私たちの心をきれいにぬぐって、
ソルト・リヴァーを越えて飛ぶ鷲のように。
私たちは、あなたたちを見て、私たち自身を見る。
そして、知るのだ。できるかぎりの注意をはらって、
ありとあらゆるもののなかにひそむ優しさを、
私たちはわがものにしなければならないということを。
息を吸いこむ。すべてが私たちをつくっているから。
息を吐く。すべてに私たちはまもられているから。
なぜなら、この世に生まれて、やがて
動きの本当の輪のなかで、私たちは死ぬのだから。
私たちの心のなかに
朝をつくりだす鷲のように。
ねがわくは、
うるわしさのなかに。
うるわしさのなかに。

ジョイ・ハージョ「鷲の詩」
参考:長田弘『詩は友人を数える方法』

プチお岩の顔で、遠い目をして旅を想う秋晴れの日の午後でした。
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日比谷公園 オクトーバーフェスタ

仕事先の知り合いに誘われて、日比谷公園で行われているオクトーバーフェスタに行ってきました。ドイツのオクトーバーフェスタを知らない人たちに、どうして今オクトーバーなのか?と聞かれて、ドイツではオクトーバーにやっているフェスタをそのままイベントとして持ってきたからだと思います、と何度も答えていました。

私がドイツのミュンヘンに行ったのは99年の9月で、オクトーバーフェスタには行けなかったのですが、そのときは適当に入った大き目のバーにビールを飲みに行って楽しい時間を過ごした思い出があります。

一人でフラッと入ったのですが、すぐに周囲に座っていた地元民たちが話しかけてくれて、日本から来たと言うと次々にビールをおごってくれて、これがまたジョッキが大きすぎてがんばらないと飲みきれないんだけど、ひたすら飲んで、そして歌を歌って肩を組んで踊るという感じでした。

今回、オクトーバーフェスタでみんなで合唱していた歌も、そのときに肩を組んで歌っていたのと同じだったので、なんだか懐かしいなあと思いながらビールを飲んでいました。

でも、日本では(特に東京では)肩を組んで歌って踊るっていう風にはなかなかなれないですね。昔は日本人も結構日常的に歌ったり踊ったりしていたんじゃないかなあと思ったりするのですが。

オクトーバーフェスタ ソーセージ
ドイツと言えばソーセージということで、食べました。
が、あちらのそこら辺にある屋台で安く食べたものに比べると、あんまりおいしいとはいえない感じでした。。残念。

オクトーバーフェスタ プリッツェル
これはなかなかおいしかったです。ドイツで食べたのはもうちょっと硬い印象がありましたが、日本人向けに改良したのか、私の記憶が間違っているのか、種類がいろいろあるのか、結構ソフトでした。

オクトーバーフェスタ 乾杯
カリフォルニアから一日前に来た25歳と28歳の60年代風ヘアーをした兄弟がオクトーバーフェスタに来ていました。初めての日本、はじめての海外だそうです。日本まで来てドイツのイベントであるオクトーバーフェスタに来なくてもいいんじゃないかなとも思ったのですが、ビール最高!とドイツのビールをごくごく飲んでいました。

見た目は60年代リーゼントなのですが、なぜか(という言い方は偏見ですが)日本の歴史や文化を勉強しているそうで、今回日本まで遊びに来たそうです。

まだ2日目だけど、とにかくみんな親切で、最高!と話していました。同じようなコメントをよくよく聞くので、やっぱり日本の人の多くは外国人に対して親切なんだとおもいます。
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デザインフェスタに行ってきました

5月17日、ビッグサイトで行われたデザインフェスタに行ってきました。ニューヨーク在住の友人が出展をするということで、手伝いということでもないのですが、一緒に。

9時半くらいに会場に到着して、出展準備をして。。。

午前中からビール
さっそくビールです。
ああ、午前中からビールが飲めるなんて久しぶり。幸せ幸せ。会場でもビールは売っていましたが、コンビニで買って持ち込んだりしてもオーケーなので、こういうイベントとしてはなかなか良いシステムだなあと思いました。

2丁目の女性?
会場ではさまざまなパフォーマンスショーがありました。
2丁目のお姉さん、素敵です。
写真が小さいのが残念ですが、とても美しい形の胸を披露していらしゃって感銘です。

タヌキパンダ?
美しい2丁目のお姉さんがいたかと思えば、かわいらしい?パンダなのかタヌキなのかなんなのかのおじさん。こんな感じの人がたくさんいました。

世界中からいろいろなアーティストも集まっていておもしろいイベントでした。常にビールか中ハイを片手に1日中うろうろ。贅沢な1日でした。はい。
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渋滞はかつて本当に楽しいイベントでした

知り合いがゴールデンウィーク中に御殿場のアウトレットに出かけたそうです。30キロの渋滞に巻き込まれて散々だったよ、と嘆いていました。それで何を買ったの?と聞くと、ネクタイ、だって。それは嘆きたくなりますよね。

連休だと渋滞情報がテレビなどでやっていて、ああ、混んでいるのによく出かけるよなあ、なんて思ったりしながら、でもそういえば、と子供時代を思い出しました。

かつて親が運転する車に乗ってどこかに遊びに連れて行ってもらって行き帰りに渋滞に巻き込まれていたけれど、そういえば子供の頃は渋滞もそれ自体が楽しかったなあと鮮明に記憶がよみがえってきました。

妹と後ろの座席で一緒に渋滞の歌を作って
「まーだ続いてるー♪」
なんて、延々とそんな馬鹿げた歌を歌って楽しくて楽しくて笑い転げていました。

今思えば、親はどういう気持ちで運転してたんだろう、って考えちゃいます。嫌な顔せず、いろんなところへ連れて行ってくれたなあ。

親になれば分かる気持なのでしょうね、多分。
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ゴールデンウィーク

外国人に、今日本はゴールデンウィークだからと話すと、何でウィークなのに、1週間じゃないのか?とか、1週間ちゃんと続けて休みじゃないのか?とかこの頃聞かれて困っています。

今までそんなこと考えてみたこともなかったけれど、確かにウィークって1週間ですよね。

仕方がないので、これはそういう風に呼ぶ名詞であって、とくに1週間とかそういうことではないんです、と答えるのですが、いわゆるカタカナ語にはそういう説明が難しいものがあって、ただでさえつたない英語なのに、難しい質問に答えるのには本当に苦労します。

でも、ゴールデンウィークって。よく考えればおかしい名前ですよね。

世の中がお休みの時には、しっかり仕事をしている私ですが、ゴールデンウィーク中の東京は、電車に乗っている人などが普段とは違う様子で楽しげなので、そういう人たちを見ているとこちらもなんとなくワクワクします。みなさまはどんな連休をお過ごしでしょうか?
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一気にトリップ! ビョーク武道館

先週の火曜日、武道館で行われたビョークのライブに行ってきました。前回は富士ロックで来日したときに観にいったので、もうずいぶん前。

あの頃は私もまだ20代初めの頃で、友人たちももっと時間があって暇だったし、ビョークのようなちょっとパンクなライブに一緒に行く仲間もいたのですが、東京で働く日々の中、火曜日の夜に時間があってなおかつパンクなライブにいける友人がいなくて(お金がなくて行けない人生がパンクな友人はいるのですが)今回は一人で行ってまいりました。

入場前に缶ビールをごくごく飲んで、ひとり気分も盛り上がってアリーナ席へ。写真撮影禁止で、携帯電話での通話も禁止、かなり厳格な警備体制で、あちこちで注意されてる人がいました。

さて、予定時間よりもずいぶん遅れてビョークが登場!
いきなり感激で目がウルウル、鳥肌が立ってしまいました。
すごいなあ。

日本でのライブって、ちょっと難しいこともあるんじゃないかなと思うのですが、かなり熱心なファンがいるのもあって盛り上がってました。私も久々にジャンプしたりして、トリップ!

武道館じゃないですがシカゴでのライブの様子はこんな感じ:
http://jp.youtube.com/watch?v=-dgYvksuDZ0
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雪の降る日の節分は。

2月3日の節分。東京、雪。

仕事が夕方に終わって、夜、中野での会合に参加するまでに時間があったので、中野のブロードウェイの喫茶店に行くためにサンモールを人ごみの中歩いていました。

サンモールには何件かのすし屋があって、そのうちの2件が恵方巻きを店先で大量に積み重ねて売っていました。

そのうちの1件が初め500円で売っていて、主婦らしき人たちがたくさん並んで買い求めていて、恵方巻きって人気があるんだなあと、思って通り過ぎました。

時間になって会合の場所に行くときにまたその前を通ると、今度は値段が400円に下がっていました。雪だから、思ったよりも売れないのかなあ、と思って通り過ぎました。

会合が終わって、みんなで食事をしようということで、またそこを通り過ぎると今度は300円に。それでもまだまだたくさん積んでいました。

食事が終わって、駅までの道のりでまた通り過ぎるときに、もしやと思って見てみると、ついに200円に。こうなると、人々が争うように買いに走っていました。多分あの調子だと、売り切っただろうなと思います。

たまたま、その日はそこを行ったり来たりすることになってので、こんな風景にめぐり合うことができたのですが、なんだか面白いなあと思いました。

でも、雪の寒い日に、あんまり太巻きを食べる気にならないのは、私だけなのかしら。そういうのは関係ないのでしょうが。。
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新宿シティハーフマラソン

先週の日曜日、新宿シティハーフマラソンの10キロの部に参加しました。

その前の週には熱で倒れて、レースの前日と全前日には飲み会があったので、直前まで参加しようかどうか迷ったのですが、仕事を休んでまでエントリーしてお金も払っていたので、とりあえず、いつもジョギングするときのジャージを着て国立競技場へ出かけて行くことにしました。

電車の中でも、それらしい人たちが結構乗っていて、咳をゴホゴホしている私とは対照的にみんな元気ハツラツな感じで、あぁ、やっぱり走らないほうがいいのかなあ、と弱気になっていました。

ところが、国立競技場に到着して、実は初めてその場所を訪れたのですが、その空気と雰囲気を吸い込んだとたんに迷いがなくなって受付に直行していました。ああいう、雰囲気っていいですね。みんな、なんだかワクワクしている。

もう、10キロ走りきらなくとも、とりあえず走れるだけやってみようと思い、ウォーミングアップ。でも、よく考えたら、10キロの部はお昼過ぎのスタートなのに、その日は朝食をちょっと食べただけ。まずいかなあ、どうしようかなあ、と思いつつ、イベント会場の屋台を見てもなんか食べたいものがなくて、結局持っていたヴィダインゼリーを飲んだだけでスタート。

結果としては、なんとか制限時間内に走りきることができました。途中でエネルギーが完璧に切れて、もう駄目だ、もう歩こう、と思い続けながら、でも負けてたまるか!と足を前に運んでゴール!

あのゴールの時の感動は、このごろでは味わったことのないものでした。本当に感激。

エントリーした時には目標タイムとかいろいろ考えていたけれど、今回は走りきったことで自信がつきました。

初めてこういう大会に出ましたが、ここまで楽しいものだとは思ってなかったのでまた出てみたいです。

将来はどこかの国のマラソン大会とか出られたら楽しそうだなあ、なんてまた遠い夢を思い描き始めました。
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1年半ぶりの帰省

13日の土曜日に地元の友人の結婚式に出席するために、1年半ぶりに帰省をしました。何かこういうイベントがないと、なかなか仕事を休んでまで帰省することがないので、こういうきっかけは嬉しいものです。

2泊3日の予定でしたが、最終日に最終新幹線に乗り遅れてしまって(発進していく新幹線を見送りました)、結局3泊して東京に朝に戻ってそのまま駅から予定されていた会議に出ました。会議には10分程度遅れただけで到着したので、案外通勤圏なんだなあ、なんて関心しながら。

帰省するたびに思うことは、だんだんと、帰るというような感覚がなくなっていることです。

とくにかつて自分の部屋だった場所で夜に布団にもぐっていると、どこか遠い国を旅していたときのベッドの上にでも横になっているのと同じような気持ちがします。

胸の奥が少し冷たくて、天井が空とつながってしまって、どこか大きな空間に投げ出されたような、そんな気持ち。

それでも、家族や友人と会って話したりして、自分もだんだんと方言が口に出るようになってくると、じわじわとここはふるさとなんだなと思えてきます。今回は短い日程の中でも、友人たちが忙しい中で都合をつけてくれて会ってくれたので楽しかったですね。

最終新幹線に乗り遅れて、駅まで送ってくれた友人に3時間ほど付き合ってもらいました。彼女とは小学生からの同級生で、中学のころは部活が終わってからよく一緒に帰宅しながら、いろいろな話をした思い出があります。

ファミレスでご飯を食べて、そのあと延々と車を走らせてくれて、その間ずっといろいろなことを話をしました。

もちろん現実的なことでそれぞれに大人として抱えている問題はあるのですが、話している感覚はあのころのままなのかなあ、となんとなく思います。

幼なじみだなあ、って、こういうことなんだなあ、と。
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