旅人文化ブログなんでも版

旅ってなんだ? 旅人ってどんな人?
よく分からないけど、旅って面白い!
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旅はいつまでも、旅。

この旅人文化のブログは2006年の6月から書き始めているので、もうかれこれ5年が過ぎたということになります。

旅人文化振興会という会を発足することになったのは、中野のどこかの居酒屋で、飲んであれこれしゃべっている時に、よし、じゃあ、旅人文化振興会がいいな、といういつもの調子で始まったのを覚えています。

そのとき、旅人文化、と言ってみたものの、それっていったいなんだろう?とその時にも話したり考えたりしたし、今でも、なんだろうそれ?って考えて見たりもします。

そんな風にして一つの言葉の中に意味とか役割とか定義とか、そんなものを見つけようとはしてみましたが、結局のところ、よく分からないな、というのが今の実感です。

なにしろ、この5年、そして私自身が田舎を出たのはもう16年前で、しばらくは根無し草のような生活をしたあと、今は仕事のために自分があまり旅に出ないという意味ではもう旅人なんて言えないかもしれないけれど、今している生活そのものはなんとも旅に密着しているので、旅というものに関わりながらの人生ももう少しで半分を占めるというところにきました。

この間に、旅はずいぶんと変わりました。
うーん、これは違うな、旅は変わらないのかもしれないです。
人の旅の仕方が変わりました。
私自身も飛行機の予約をはじめいろんなことをインターネットでするようになったし、宿のお客さんに情報を提供するときも、インターネットがないととても無理です。これは旅が変わったというよりも人のライフスタイルがすっかりと変わったということの一つの例なんだと。

それで、旅がつまらなくなったか、とかそういう話を聞いたりもするけれど、私はそんなことは全然ないなと思っています。

昔だって、今だって、つまらない旅をしている人もいるし、でもそのつまらないと私が思っている旅は当の本人にとっては最高に面白いのかもしれない。

少し話しはとびますが、旅に関わる仕事をし、そして実際に旅人と言葉を交わすことを日常的に仕事としていると、どこでラインを引いたらいいんだろう、と考え込むことがよくあります。そしてどんなに考え込んでもいつまでも曖昧なまま日々過ごしています。

自分が旅人だったときには、世界のあちこちで、場所によっては旅人を見つけたら手伝うことが言い伝えや宗教的な教えであり、それを守って、歓迎してもらいました。あるいは単純に好意で通りすがりの旅人にご飯と笑顔をたくさんの人がくれました。彼らにとっては仕事でもなんでもなく、旅人に手をさしのべることが大切な文化であったり、単純に楽しいからかもしれないですが、それは旅をとてもすてきなものにしてくれる出会いでした。

でもこの東京でなんらかのかたちで旅人を迎え入れるには、そこに仕組みとお金が必要です。

もちろん個人的にボランティアか何かでやればいいんじゃないか、というのもあるかもしれないです。

でも、そうない方向を目指して、10年前から小さいながらも少しずつ旅人を迎入れる仕組みなどを作ってきて、その仕組みを作り上げてお金を回していく時に、どこでバランスをとるのか、ということも、重要なことの一つだと感じています。

確かに時代は、そういうことをばかげている、あるいは不器用だという、そういう時代になっているのかもしれない。ビジネスと文化は分けて考えた方がいいというような。

でもそんな不器用な人間が、何とかしてバランスを取りながら、旅人を迎える文化と、経済の中での仕組みを、両立させていけることが出来れば、なかなか悪くないんじゃないかと思っています。文化というと大げさだけど、単純に例えば出会ってお酒を一緒に飲んでただ笑うというようなことが自然とできる、そんなこと。そこにちょっとした仕掛けがあったとしても、自然と、というのはポイント。
それがもっとやりやすい時代が来るといいな、とも思いながら。

さて、今日もまとまらないですが。。
旅がどこまでも自由であることを願って、
ああ旅に出たいなぁ。
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