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旅ってなんだ? 旅人ってどんな人?
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お茶会と外国人

先日、とあるお家の武家流のお茶会に招待されまして(格式ばったものでなくて、ざっくばらんなお茶会です)ちょっと緊張して行ってきました。

2年ほど知り合いの表千家のお茶の先生からお稽古を受けているのですが、何しろ、忙しい中で通っているので1ヶ月も期間が開いたりで、なかなか上達せずにここまで来ていて、しかも、週末はほぼ仕事が入っていて、お茶会に誘っていただいても一度も行くことができないでいたので、これがお茶会デビューとなったのでした。

着物ももう長い間着ていないので着付けられる自信がなくて、スーツを着ていったのですが、なんと、必要な道具一式が入った小さなバックを持っていくことをすっかり忘れて、もうあたふた。

もう、仕方ないなとあきらめてお茶室に入ると、皆さん結構カジュアルな格好をしてる方もたくさんいて、そしてその中に一人ラフな格好をした外国人がいたので、ああ、良かったぁとかなりほっとしました。

誘われるままに行ったので、そのお茶会がどのようなものなのかというのは、そのときにようやく分かったのですが、まったくお茶を知らない人でも気軽にお茶室で楽しめるように、という趣旨で開かれているものだそうです。

とくに、格式ばって敷居が高いと思われがちなお茶の文化を、もっと一般に広めるにはどうしたらよいのか、ということを考えていらして、そこでは足を崩しても、お茶碗の扱いが分からなくとも誰も批判する人はいなくて、丁寧に教えてもらえます。

その外国人も正座が大変で、座椅子を貸してもらいながら、楽しそうにお茶碗をまわして飲んでいました。飲む前にお茶碗を回す、ということはどうも知っていたようで、どういう風に回すんですか?と自分から聞いていました。どこかで映像でも見たのでしょうか。

彼がいたおかげで、私もリラックスしてお茶会デビューができました。途中で何度も足を崩させてもらったりして、あんな風なら、もっとみんな楽しくお茶会できるんだろうなと、いろいろ考えることもありました。

お茶の空間というのは、ある種、ひとつの世界観・宇宙のようなもので、ああいう、現代の日常ではどうも役に立ちそうもないことこそが、本当は日常の中でとても大切な時間を提供しているのではないか、と思ったりします。

外国の人たちが、考えてもよく分からないひとつひとつの決められたムーブメントの中に、何らかの美しさや感動を覚えることがあるとすれば、きっと、そういう体験は国籍などは関係なく、深い部分で感じられるものなのかもしれません。

このことについては、私ももうしばらく研究してみたいなと思います。
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