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安くなった日本

少し前にも書きましたが、「日本」は世界的に安い国になっています。単純に言えば、円が弱いし、経済的に発展した国にしては物価が安い。

今まではとても高くて旅行に来られなかったという人たちが、最近ではたくさん来日しています。政府の観光キャンペーンや日本ブームの効果もあるのでしょうが、安くなって来やすくなったというのは大きいのではないか、と個人的には考えてます。

以前は、東ヨーロッパやアジアの国々から訪れる人たちは、どちらかというと裕福な人に限られているという印象でしたが、このごろは、学生とか普通のサラリーマンが休暇でなどといった感じに気軽に日本を訪れてます。

10年前にアジアの通貨危機が起こりましたが、その当時はタイの若者が自分のお小遣いで日本に遊びにきてディズニーランドに行くなんていうことは、ちょっと考えられないことだったんじゃないかなと思うのですが、たった10年で世界はあっという間に変わりました。

日本はデフレから抜け出せず経済は停滞したまま、一方、多くの国は経済的に成長。ようやく日本の景気がよくなってきたというものの、金余りと経済評論家が言っているわりには、個人個人のお財布はなんとなくさみしいまま。

東京では派遣などの自給はこのところあがっているみたいですが、オーストラリアやカナダの友達と話していると、その自給は彼らの国のマクドナルドのアルバイトの自給と結構近いのです。(ちなみに、私が10年前にオーストラリアで働いていた頃の4倍くらいの自給です)

たくさんの外国の人たちが日本を旅してくれるというのは大歓迎です。でも日本で働いている外国人たち、たとえば英語の先生だとかは、どうもこのところの円の安さにちょっとむなしさを感じているようでもあります。だって、自分の国でマクドナルドでバイトして暮らしても、同じような金額がもらえるし、生活環境は日本よりもいいという場合が多い。私の外国人の友人たちも、そういったことを口にするようになりました。

介護などの大変な仕事をしてもらうために、フィリピンなどの国から人を受け入れるということを政府などはいろいろ考えているようですが、このままだと、移民を以前からキチンと受け入れてきた国のほうが、よほどかお給料や待遇、生活環境がいいなどといった理由で、日本は魅力のない国だからとあまり来てくれなくなってしまうんじゃないかな、と思ったりもしないでもありません。言葉の壁も大きいですし。まあ、これは、ちょっと極端な考えですが。

バックパッカーなどの貧乏な旅人は、日本が駄目になったり、お金が大変になったら、タイにでも逃げて細々と暮らせばいいよね、なんてよく言い合ったりしています。けれど、今ではタイも物価がどんどんと上がり、旅人たちは周辺のラオスなどに逃げ込んだりしています。

私も時々、日本でちょっと無茶してすべてが駄目になったら、どこか物価の安い国にでも行ってユルユルと暮らせばいいや、なんて思ったりしていたのですが、いつの間にか日本の旅人が行ける場所がなくなっちゃったりするんじゃないかな、とこの頃思ったりもするのでした。
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