旅人文化ブログなんでも版

旅ってなんだ? 旅人ってどんな人?
よく分からないけど、旅って面白い!
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女のひとり旅で大変なことは。

自慢ではありませんが、私はほとんどお化粧もしないし、流行の服で着飾ったりもしないし、女性としては一体どうなの?というイデタチで日々過ごしております。

しかしながら、世界的に見てもお洒落な東京という街では、あまりにも考えない格好をしていると逆に目立つので、たとえばジーンズの形とかTシャツの裾の長さとかの全体のバランスと、会う人たちに失礼にならないくらいには気をつかいます。でも、それも最小限。

言い訳になるかもしれないですが、これにはいくつかの事情があるのです。

私が旅を始めたのは10代の終わり。

田舎からピョーンと飛び立ったので、短パンによれたTシャツで、向かった先はシドニー。今はオーストラリアも経済も良くなったおかげかいくらかよくなったみたいですが、それでも、日本ではだしで歩いている西洋人を見かけたらオージー(オーストラリア人)だと思ってよし、というくらいに、イージーゴーイングな人たちです。

そんな場所で多感な10代最後の時期に、フィッシュアンドチップスや、巨大なマフィンなどを日々頬張っていたので、すっかり身についてしまった怠け者スタイル。

その後、東南アジアなどを旅行している間も、2枚ほどのTシャツを着まわしていて、何一つ不自由は感じませんでした。

そういう影響がまずひとつ。

もうひとつ、旅をしている間には、いかによれよれTシャツであっても、誰かから声をかけられるということ。簡単に言うとナンパですね。

実は初めの頃は、そういうことに全く気がつかないでいたのですが、ある日、はっとすることがあったのでした。

私は、男でも女でもとりあえず旅をしているのだから、どこかの宿で出会った人たちと一緒に夕食に出かけたり、時には部屋をシェアしたりすることは自然なことである、と思っていたのです。

そして、現地の人にしつこくナンパされる以外は(アジアなんかですとそれが文化みたいなものなので、それほど気にしなくてもいいのですが)、何も問題なく楽しく旅をしていたのでありました。

そうして、あちこちの国を巡っていると、あるとき、そこで出会った日本人の人に、どこどこの国から来たでしょう?と聞かれました。

はい、そうです。
と私。

そこで、だれだれ君と一緒にご飯食べたりしてたでしょ?
と。

ああ、彼。そうそう、宿で出会ったですよ。旅をしているといろんな人たちに出会えてうれしいですよね。
とニコニコ私。

あの後で、彼、すっごくあなたに怒ってたよ。
あの女、思わせぶりなんだよって。
一体、なんのつもりだったんだ!
という具合に。

私はしばらく、何を言われているのかさっぱり分かりませんでした。

一緒にご飯を食べたけど、変な話、全てワリカンだったし、当時は私はお酒も飲まなかったので酔っ払って妙なまねをしたわけでもないし、ただ、単純にご飯を食べながら旅の話や情報交換をしただけ。いったい私のどこがどう思わせぶりだったんだろうか?

結局のところ、あなたは女だから、一緒にご飯食べて笑っているだけで思わせぶりなんだよ。気をつけたほうがいいぜ。

とのアドヴァイスをいただきました。

ある意味では当たり前なのかもしれないけれど、当時の私にはちょっとショックな出来事で、それからというもの、いかに女を出さないかということに気を遣うことになるのでした。

なので、ユーラシア大陸の旅の時は、北京で頭を剃ったし、ダンディーなジャケットを買ったりしておりました。

数年前に、カナダの田舎のホステルに泊まっていたときに、50代の日本人女性と会いました。ネパールからチベットへの峠越えを自転車でやってのけるすごい方で、すごく魅力的な女性。

ようやくこの年になって白髪も生えてきて、楽に旅ができるようになったわ、と話てくれました。

若いときには、どんなにしても、どこに行っても、誘われて大変だったものね。あなたもがんばってね、と。

私も時々、早く白髪にならないかな、なんて思ったりすることがあります。

これを自慢話だ!と思う女性は、ぜひ、一人旅をお勧めします。
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