旅人文化ブログなんでも版

旅ってなんだ? 旅人ってどんな人?
よく分からないけど、旅って面白い!
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かもめ食堂とオタク君

「かもめ食堂」のDVDを借りてきてみました。
静かに時間が流れていくとても日本的な映画だけど、そこに映っているのはフィンランド。とても面白かったです。

映画の中に、日本かぶれのフィニッシュの男の子が出てくるのですが、彼がかなり面白いです。つたない日本語を喋る友達のいないオタク君。

でも、あの彼は映画の中の世界の人じゃなくて、実は世界中にいっぱいいて、私の友人にもあんな感じの人たちがいて、映画を客観的に観ているとコミカルで笑えるんだけど、実は同じような場面は日常的に結構あります。

この頃は日本語を話せる外国人がたくさんいるように思いますが、彼らの中には、ゲームや漫画、ポケモンで日本語を覚えたという人たちが少なくありません。

日本のこのオタク文化は、どこまで海外に浸透していくのか楽しみです。
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海外での日本のアニメ・マンガブームは、昔から始まっていた

先日ニュースを見ていたら、マンガオタクである麻生大臣が「国際漫画賞」なるものを創設するという話を紹介していました。

麻生大臣は記者会見で
「この種の漫画の精密さ等、漫画というサブカルチャー、ポップカルチャーといったものが持つ発信力というものを更に高めていきたい」

と話しており、なかなかの意気込みだなあと関心しました。

旅人文化でも時々、日本のマンガとかオタクの文化が、海外でとてもブームになっているという記事を書きますが、ついに政府もそういう分野でも日本をアピールしていくことになったのですね。

今日、たまたまフランス人のPくんの誕生日で、数人でお祝いにランチを食べに行ったのですが、そこでイタリア人のSくんととフランス人のPくんがが幼い頃に見ていた日本のアニメの話をしていました。

イタリア人のSくんはもうすでに40歳を超えているのですが、彼が小さいころに、すでにマジンガーZとか、ヤットデタマン、ルパン三世など、イタリア語に訳されたものをテレビで見ていたそうです。30年以上前の話です。

その後、もちろんドラゴンボールやセーラームーンなど新しいマンガやアニメも輸出されて、現在に至っているのですね。

ここ最近にブームになっていると思われている日本のオタク文化は、実はもうずいぶんと前から芽をだしていたんだなあ、と話を聞いていて今日深かったです。

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検索キーワード ゴスロリ そしてオタク

時々、どういう人たちがこのページを見てくださっているのだろう?とアクセス解析を見たりするのですが、このごろ、検索でたどり着いている人たちでとても多いのが、フランス・ゴスロリです。

しばらく前に、フランスのゴスロリについての記事を書いたので、そこに到着するのだと思いますが、すごい人気ですね。

今日、韓国からひとり旅に来た女の子と話をしていたのですが、韓国のガイドブックとかサイトには、中野のブロードウェイがずいぶん大きく取り上げられているそうです。「オタクの聖地」ということで。

前にも書いたと思いますが「オタク」というのはすでに世界共通言語になりつつあって、少し外に目を向けている外国人と話をしていると、「オターク!」といえばちゃんと通じます。

ウィキペディアの英語版でも、オタクについては日本語ほどではないですがずいぶん説明をしています。お宅と漢字を使う場合とは違って、ひらがなまたはカタカナで表されると言ったことも丁寧に書いてあったり、秋葉原の写真が載っていたり。

どうして、日本の文化というか、いろいろなものが、世界のあちこちで受けるのでしょうか?

以前、大衆食の会の会長エンテツさんと、日本はいっそうのこと、このまま博物館化してしまって、それを外国人に売って食べていけるんじゃないか、と飲みながら話ていましたが、飲んでいなくとも、それっていいんじゃないかと常々考えちゃうのでありました。戦争なんかしなくていいでしょ、そうしたら、なんて。
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中野ブロードウェイ まんだらけのお話

旅人文化の事務所は中野にあるので、お昼休みなどによくブロードウェイへご飯を食べに行きます。

中野は、居酒屋やラーメン屋はすごくたくさんあるんだけど、ちゃんとご飯を食べるとなると、案外とお店がなく(とはいってもたくさんありますが)冬になって、寒くなると歩きながらどの店にしようか?と考えていると手が冷たくなるので、とりあえずブロードウェイに入ってしまいます。

ブロードウェイと言えば、まんだらけ。

この頃、まんだらけのあるフロアには、この頃外国人がたくさんいます。大量のマンガの古本を購入していたり、フィギュアに魅入っていたり、とにかくとても楽しそうにしています。

すごいのは、外国人は行くたびに必ずいます。「必ず」です。

まんだらけは、今では世界のまんだらけなんですね。
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おかえりなさいませ

東京、中野に45番街という飲み屋街があります。

ここは、新宿でいうゴールデン街のようなところで、その規模をとても小さくしたような場所です。もう40年以上そこで店をかまえているママたちが今でも営業を続けていて、哀愁をただよわせています。

中野の北口の路地の飲み屋街は、ヨーロッパなどから来る旅人などをつれていくと、とても喜ばれるのですが、この45番街のエリアは、もう、すっかりタイムスリップしたような場所なので、オー、ワオー、ジャポンとか、本当に面白がってくれます。

先日、用事があって、その45番街の飲み屋さんの何件かに行ったのですが、ママはそこに来る常連さんたちを迎えるときは、「おかえりー!」と言って迎えるんですね。これは、メイド喫茶と同じ気持ちなのかなあ、と見ていておもいました。「ただいまぁ」と帰ってくるお客さんたちは、本当に楽しそうです。

そういう路地は、外国にはなかなかありません。とくに、飲み屋、コンビニ、キャバクラ、カラオケなどがグチャっと路地に入り乱れているというのは、珍しい。しかもそういう場所を夜中も酔っ払って平気で歩けるなんて、ありえない。

けれど、45番街は、今、再開発の渦に巻き込まれて、その姿を消そうとしています。ひとつ、またひとつと店が潰され、そのあとには白く薄汚いビニールシートが、骨組みだけ残された建物にかぶせられています。風が吹くとヒラヒラとなびいて、また、旅人を案内する場所が減ってしまうなあ、と寂しく思っています。

それでも、まだ、ママたちは、おかえりなさい!と常連さんたちを迎えて、みんな楽しい時間を過ごしているんだなあ。

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ゴスロリは日本の文化?

2年前ほど日本に滞在していたフランス人のAくんが、しばらくぶりにフランスからまた日本に遊びに来ました。フランスのサマーバケーションは2ヶ月弱あるんだそうです。この時期は、休まなくちゃいけない。義務です。

そのA君ですが、この秋に、パリでブティックを開くことになったそうで、その名はカプセル東京。取り扱う商品は、ゴスロリ。原宿あたりにいっぱい歩いているあの人たちのファッションが、今パリでも人気なんだそうです。

カプセル東京のサイト
http://www.capsuletokyo.com

日本の漫画や、こういったものが今世界中で人気があって、もうこれは日本の文化のひとつと呼ばれることになるのでしょうか。
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